未来発見・創造性・育成プログラム『次世代技術探究ワーク』(三菱みらい育成財団 助成事業)
大きな変化の時代を生き抜き、未来を切り拓く人づくりを目的に設立された一般財団法人三菱みらい育成財団からの助成を受け、2023年度より『次世代技術探究ワーク』の実証実験を開始しました。
本プロジェクトは、生徒が最新技術の現状を知り、未来を思い描いて“自分自身のことば”で語れるようになることで、理系分野を含む幅広い視点での興味・関心を見つけるきっかけをつくることを目的としています。


プロジェクト概要
- 採択事業名
未来発見・創造性・育成プログラム『次世代技術探究ワーク』(三菱みらい育成財団「カテゴリー2」採択事業)
- 企画・開発
株式会社トゥワイス・リサーチ・インスティテュート
- 対象
全国の中学校・高等学校
- 実証規模
導入校 約2,300名以上の生徒が参加(2023年度〜2024年度)
- 期間
2023年〜2025年(継続実施中)
実施の背景
学校教育における「探究的な学び」の取り組みが進み、より実践的で生徒の将来に有効なテーマが求められる中、中高の授業のみではアプローチが難しい「先端技術」をテーマにした学習プログラムの開発・提供を目的にプロジェクトに着手。助成事業として採択を受け、活用のスムーズさと学習効果の高い教材及び運用についての検証を重ねています。
主な活動内容
ワークのプロセスを通じて、技術への理解から未来の提案までを実践します。
|技術のリサーチ:関心のある技術分野を選択し、その基本概念や最新動向を調査する
|専門家・企業の視点に触れる:専門家のインタビュー動画を参考に、社会での実用例を学ぶ
| リサーチ&ディスカッション:リサーチ結果をもとに自分たちの役割を考える
|ショートピッチ・振り返り:技術と未来を自分たちのことばでクラスメイトに発表し、活動を振り返る
成果(定量&定性)
定量的な成果:事後アンケートにおいて、約9割の生徒が「次世代技術についてよく知ることができた」「未来の社会を知ることに興味を持てた」と回答しました。
「次世代技術」についてよく知ることができましたか?
未来の社会を知ることに興味を持つことができましたか?
Source:2024年度 未来発見・創造性・育成プログラム『次世代技術探究ワーク』 回答数:生徒1,581名
定性的な成果:最初は「難しそう」と感じていた生徒たちが、ゲームやSNSなどの身近なサービスに技術が使われていることを知り、探究心が向上。技術のメリットだけでなく、倫理的課題やリスク(プライバシー、AI失業など)についても主体的に議論する姿勢が見られました。
参加生徒の声
修了後の感想にも、プレゼンスキル向上への実感や、未来への前向きな展望を得た様子が見られました。
「今までAIを完全に知っている気になっていたが、ワークを通して自分の知識が間違っていたり、知らないことがたくさんあったりすることに気づけた。AIについて深く知る良い機会になった」(高1・男子)
「ブレインテック(脳×技術)など、映画の世界だと思っていたことが現実に近づいていると知り、ワクワクしました。自分たちが大人になった時の社会が楽しみになりました」(高3・女子)
「3分間という短い時間で伝える『ショートピッチ』に初めて挑戦しました。伝えたいことを絞り、いかに相手に納得してもらえるか工夫する中で、プレゼンの奥深さを学べたと思います」(高1・女子)
TWICE PLAN『次世代技術探究ワーク』とは
人工知能、ロボット工学、メタバース、ブレインテック、生体認証といった次世代技術をテーマに探究し、未来を創造するための土台づくりをする探究学習プログラムです。
これまでに11校で実証実験が行われ、2,356人の生徒が本プログラムに取り組みました。実施後のアンケートでは、90%以上の生徒が次世代技術について理解を深め、未来の社会への関心を高めるきっかけを得たと回答。授業で活用できる探究学習教材として成果を上げているプログラムです。
2024年度「みらい育成アワード2024~知見、実践、その想いを分かち合う~」において、カテゴリー2の準グランプリを受賞しました。
三菱みらい育成財団・採択カテゴリーについて
『次世代技術探究ワーク』は、三菱みらい育成財団2023年度助成事業のカテゴリー2で採択された、
トゥワイス・リサーチ・インスティテュート社の探究プログラムです。
カテゴリー2は、思考力や基礎的な能力に加えて、プログラム後も生徒が継続的に心のエンジンを駆動させ、将来、社会参画・問題解決していくために必要となる資質・能力の習得・向上を期待します。教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な「心のエンジンを駆動させるプログラム」が採択されるカテゴリーです。
